【10褒め1直し】の魔法 ── 小学生の字はなぜ「全部直さない」方が上手くなるのか?

「せっかく習っているのに、まだ形がくずれているところが残っている……」
「今先生、『合格!』って言ったけど、もっと細かく直してもらわなくていいのかしら?」

オンラインでのお子さまの練習風景を見ていて、そう不安に思われたことはありませんか?

実は、オンライン硬筆のレッツオーの指導には「10褒め1直し」という、上達のための大切なオリジナルのルールがあります。

目次

1. 「細かい添削」こそ上達を妨げる

大人の目で見れば、直したい箇所はたくさん見つかるものです。しかし、一度にいくつも「ここがダメ」と指摘されたら、お子さまはどう感じるでしょうか。

「一生懸命書いたのに、間違い探しをされているみたい…」
 「あれもこれも直さないといけないなんて、ぼくは字が下手なのかな」

お子さまにとって、一文字を書き上げるのは、大人が想像する以上にエネルギーのいる作業です。指先に力を込め、一画一画を必死に追いかけている真っ最中に、たくさんの「直し」が入ると、脳はパニックを起こしてしまいます。

何より、「直されること=否定された」と受け取ってしまうのが一番の懸念です。

「がんばって書いたのに、ダメ出しばかり」という記憶が積み重なると、文字を書くこと自体が苦痛になり、練習ノートを開くことさえ嫌いになってしまいかねません。これでは、一番大切にしたい「っと書こう!」という意欲が削がれ自信をなくしてしまうことは、。本来持っている可能性にフタをしてしまうことになります。

2. たったの「1直し」だから良い

私たちは、お子さまが書いた字の中から「今、優先的に修正すべき1点」だけを厳選して伝えます。

「今はここだけ意識しよう!」とポイントを絞ることで、お子さまの集中力は研ぎ澄まされます。あえて「今は触れなくていい点」を作ることで、あっちもこっちも・・・といった迷いがなくなるのです。

実はこの「何が今重要で、何が今は触れなくていい点か」を見極めるには、非常に高度な専門知識が必要になります。オンライン硬筆のレッツオーの講師は、全員が自分の書道教室を主宰する「書道師範」。レッツオーのレッスンがない日は、それぞれの教室で対面指導をしている「お習字の先生」です。

日ごろから書道教室で、たくさんの小学生の字を見ている経験あるからこそ、オンラインという画面越しの場面でも、その子の「今」にピッタリな、アドバイスができるのです。

みなみ先生

私たちは、あれもこれもと欲張らない「引き算」の添削が得意です(^^)v

3. 「10褒め」で育む、自己肯定感と上達のサイクル

小学生の習い事の成果は、その日書いた「一文字」だけで決まるものではありません。

• 成功体験: 「言われた通りに書けたら、褒められた!」
• 肯定感: 「自分は字が得意なんだ!」
• 継続力: 「楽しいな、もっと書きたい!」

ここで、よく起こる現象があります。

例えば「線の長さをそろえよう」という一点を意識した結果、さっきまで上手く書けていた「払い」が不格好になってしまう…というケースです。

一見、一歩進んで一歩下がるような変化も、「着実に積み重ねているプロセス」です。今は完ペキを求めすぎず、大きな視点で見守っていただけるとうれしいですね。

みなみ先生

 例えば、今日は『はらい』だけ直せれば、形が少しゆがんでいても花丸です!」といった感じで声をかけています。

しんのすけ
&
まるこ

子どもたちに「できた!」という体験を繰り返してもらうことに、ポイントを置いているんだね!

これらも、何度も何度も繰り返すことで、一度はバラバラになった「長さ」も「払い」も、いつか必ず一つに結びついていきます。

一時的見ると「ん?前より下手になった?」と心配になるかもしれませんが、これは新しい課題に集中している証拠。私たちはそこを厳しい目を向けるのではなく、新しくできるようになった「線の長さ」を最大級に評価し、「はい合格!」と明るく伝えて次に進みます!

4. 気がついたら「美文字」になっているフシギ

「楽しいから嫌がらず続けられた。続けているうちに、いつの間にか驚くほど上手くなっていた」

これが私たちの目指す上達の図式です。

今だけ矯正された字よりも、「できた!」という自信を持ってのびのびと書かれた字の方が、将来的に必ず美しく、力強いものになります。

自己肯定感を養いながら、一生ものの美文字を身につける。「小さな合格」の積み重ねを、ぜひ私たちと一緒に応援していただけるとうれしいです。

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