小学生の【家庭学習】 時間はどのくらい?学習を習慣化するコツは?

受験を考えていてもいなくても家庭学習の習慣は小学生の早いうちからつけておきたいですよね。今回は家庭学習を習慣づけるためのコツや考え方にについてお話していきたいと思います。
目次
学習の動機付けはポジティブに
学習以外でも何事においてもそうですが、先生やお母さんに怒られるからという理由で机に向かうという時間を取らないように意識しましょう。
小学校1.2年生であれば新しいことを学ぶ楽しさがあり、家庭でも勉強する時間を作りやすいと思います。宿題や学習が思うように進まなくても机に向かってやりはじめたことをほめてあげてくださいね。
小学校中学年にもなれば学習する理由を度々話し合う機会を設けられるといいでしょう。学習する理由が「ほめられるから」だけになると、それもまたどこかで頭打ちになってしまいます。難しい話ではなくていいので将来の話や親の経験談などを話して学習の動機づけにしてあげましょう。

学習時間は短く!を意識して
子どもの集中力は大人が想像するよりずっと短いです。
- 幼児期…年齢+1分
- 小学校低学年…15分ほど
- 小学校高学年…25分ほど
- 中学生…30分ほど
- 高校生…45分ほど
小学生の場合は学習時間が長いほうが成績が悪くなってしまうというデータがあるほど。ダラダラと机に向かわせても集中力も切れていますし、嫌な思いをして勉強嫌いになるだけで身につかないと言えるでしょう。

学校で45分授業を受けている小学1年生は、すごく頑張っているんだね。
また、苦手科目は家庭学習で克服したいところではありますが、好きな科目や得意なことからはじめるのがコツです。人間は、やりはじめてから→やる気が出てくるので、できれば苦手科目は先にやらないほうがいいでしょう。
宿題をしてから遊ぶというルールのご家庭も多いかと思いますが、早起きが得意な子どもなら、思い切って学校から帰ったらたっぷり遊んで翌日の朝に勉強するのもいいですね。早起きすれば朝ごはんもしっかり食べることができますし、授業がはじまるころにはしっかり目が覚めて、集中できるかもしれません。

短時間学習の効率を上げるには!
ここからは短時間で効率的に学習するコツをみていきましょう。
習慣化する
なんの学習においても習慣化は大切な要素です。短時間での学習は、くり返すことで脳に記憶に定着させる学習法です。
学習の目的や目標、いつまでにどうなりたいかを明確にすることで、学習を習慣にしやすくなります。何事も目標が立たなければ、どの程度目標に近づいたのか把握することができず、モチベーションも続きません。

オンライン硬筆の場合は
・いつまでに
・3段を目指す
などと目標を立てている子が多いですね。
また、毎週この時間に〇〇を勉強する!などのルールを決めることも有効です。大人も子どもも時間は有限です。勉強するタイミングを決めて意識的に確保するようにしましょう。

学習するリズムを作ってあげるといいね!
休息をしっかり取る
上記でも触れましたが、人間の集中力には限界があります。集中力が切れた状態で学習を続けたとしても、学習の質は下がってしまうため、効率的に学習を続けるには適度なリフレッシュが必要になります。
おすすめの休憩は、今している学習と全く異なることをすること。
たとえば、
- 問題集を解いて頭を使っている時は→足踏みや体操など体を動かして休憩。
- オンライン学習で目を駆使している時は→画面から離れたり、目を閉じて深呼吸したり。
- 硬筆の練習をし、ずっと字を書いている時は→絵を描いたり、色を塗ったり。
時間と共に気分も区切ることで、リフレッシュできますよ。
オンライン硬筆の授業も短めにギュっと
今回は家庭学習を習慣づけるコツをお話してみました。小学生のうちから一定時間机の前に座って学習することが苦痛でないという状態にしてあげたいですね。
オンライン硬筆の授業も短めにギュっと30分。先生の話をずっと聞いているわけではなく、実際にお手本を目の前で書いていきますのでライブ感があって楽しく、飽きるヒマもありませんよ。