子どもの【伝える力】を家庭で伸ばそう~自己主張と対人関係を円滑にする力~

泣くことでしか表現できなかった赤ちゃん、言葉を覚えてからもかんしゃくを起こしたり時には道端で叫んじゃったり・・・どうしていいやらわからなくて大人は困惑してしまいますが子どものそういった行動は何かを伝えようとして表現されたものですよね。

今回は「伝える力」を身に着けさせるためにご家庭で出来ることを考えてみたいと思います。

目次

受け入れられる上手な自己主張

自己主張は強くても弱くても困りもの。自己主張が強すぎるとお友達と喧嘩になったり…というのは容易に想像がつきますし、嫌なことをはっきり嫌だと言えないと、それもまたトラブルを引き起こしたり子ども本人がストレスをため込んだりする原因となります。

相手に受け入れられる程度を見極めて、上手に自己主張するためには「伝える力」を身に着ける必要があります。

聞き上手な親になってみよう

「伝える力」を伸ばすために、まずはご家庭で子どもの話をよく聞いてあげてください。忙しい日々の生活の中では、子どもの要領を得ない話をじっと待って聞くのはなかなか大変なことだと思います。毎日のことですから。子どもが話しかけてきたら、途中で遮ったり否定的なことを言わないように気を付けましょう。話しても聞いてもらえない、話しても無駄だと感じると子どもは話すこと自体をしなくなってしまいます。相槌を打ったり、共感を示して話しやすい雰囲気を作ってくださいね。

「あれ」で終わらせない

パパが「ママちょっとあれ取って~」と言うと、ママが「はい、これね」でやりとりが成立してしまうのはご家庭のあるあるなワンシーンかと思いますが、子どもとのやり取りの中では「あれ」で終わらせないように注意しましょう。長い時間をともに過ごす家族の中だけで通じる方法で話すことが多いと、子どもは無意識に外の世界でもそれで通じると思ってしまいます

子どもが話してる最中に、親が補足しすぎるのも同じく「伝える力」を伸ばすのを妨げてしまいます。本人が言いそびれたことや表現の仕方に気づく体験をご家庭で重ねていけば自然と「伝える力」が伸びていくことでしょう。

しんのすけ

正しく「伝える」ためにはどうしたら良いのか、子ども本人が「考える」ことが大切なんだね。

オンライン硬筆の授業はここがスゴイ!

今回は子どもの「伝える力」をご家庭で伸ばすために気を付けたいことをお話してみました。

自己主張や自己表現を適切に出来る人は、子どもも大人も情緒が安定していてトラブルが少ないように思います。きれいな字を書くことは読みやすいといった実用的な面に加えて、紙の上での自己表現という面でもあります。

気持ちを落ち着けて紙と鉛筆に向かう時間を持つことは、今時の忙しい小学生にこそ必要な時間と言えるかも知れませんね。

オンライン硬筆の授業では外出も送迎も必要なし!時間を効率的に使って余った時間でたくさん親子で会話してみてくださいね。

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