~ゼロ円でできる「頭のいい子」育て、あります!~

目次
お金持ちの子どもはどうして頭がいいの?
「お金持ちの家の子って、やっぱり頭がいいの?」
そんな話、耳にしたことありませんか?
それって 親からの遺伝? それとも 教育にお金をかけられるから?
実はこの問いに、科学的にちょっと近づいた面白い研究があるんです!
しかも、「どんな家庭でもゼロ円でできる!」という嬉しい情報まで!
今日は、そんな**家庭でできる「頭のいい子育て法」**をご紹介します♪
遺伝?教育?どっちがカギ?
1989年に、あの有名な科学誌『ネイチャー』に発表された研究をご紹介します。
なんと、養子の子どもたちを使って「遺伝と育ち、どっちが効いてくるか」を調べたというもの。
この研究では、子どもたちを以下の4つのグループに分けて、16歳の時点でのIQ(知能指数)を比較しました。
| ① | 低SES | 低SES | どちらも貧しい環境 |
| ② | 低SES | 高SES | 貧しい家に生まれ、お金持ちの家に養子に |
| ③ | 高SES | 低SES | お金持ちの家に生まれ、貧しい家に養子に |
| ④ | 高SES | 高SES | どちらも裕福な環境 |
結果、IQが高かった順に④→③→②→①となります。④と①は大きな差があったものの、③と②はその④①のちょうど間の数値でほとんど差がありませんでした。
SES・・・経済ステータス 高SESがお金持ちという意味になります
この結果からわかることは…
**「遺伝と環境、どっちも大事!」**ということ!
つまり、親からもらったDNAと、育つ家庭の環境が半分ずつくらい影響しているようです。

じゃあ、家庭でできることって?
ここで気になるのが…
**「教育にお金をかけられない家庭では、どうすればいいの?」**ということ。
ご安心ください。なんと、ゼロ円でできて、どんな家庭でも効果がある方法があるんです!
魔法の家庭教育、それは「話しかけ」!
別の研究では、生後半年を過ぎた子どもがいる家庭に長期間密着し、親がどれだけ子どもに話しかけているかを調査しました(なんと2年半も!)。
対象は、以下の3つの家庭。
- 高SES家庭(お金持ち)
- 一般的な労働者家庭
- 生活保護を受けている家庭
どの家庭も、もちろん子どもを大切にしていました。
でも、親が子どもに**「話しかける量」**には、大きな差があったんです。
親の1時間あたりの発話数
- 高SES家庭:487語
- 低SES家庭:176語
子どもの発話(話し始めた後)
- 高SES家庭:310語
- 低SES家庭:168語
もう明らかに、**親がたくさん話しかけると、子どももよくしゃべるようになる!**という結果に。
なぜお金持ちはたくさん話しかけるの?
実はこの研究では、その理由までは明らかにされていません。
ですが、こんな可能性が考えられます:
- お手伝いさんがいるなど、精神的な余裕がある
- 親自身がコミュニケーション上手で、話しかける習慣がある
- 子どもの反応を引き出すのが上手
でもここで一番大事なのは、**たくさん話しかければ、誰でも子どもの力を伸ばせる!**という事実です。
話しかけがもたらす未来の差
研究の続きでは、3歳の語彙力と、小学3年生の言語能力テストの結果に明確な相関があることも判明しました。
つまり…
「幼児期にたくさん話しかける」
→ 「語彙力が豊かになる」
→ 「学校の学力にもつながる!」
これは、今すぐにでも実践できる、最高の家庭教育法ですね♪
声かけの力、もっと広げよう!
親の声かけが子どもにいい影響を与えるのは間違いなし!
でも、実は親以外からの声かけもとても効果があるんです。
人との関わりが減りがちな今、オンライン教室などもぜひ活用してみてくださいね。
オンライン硬筆教室のススメ
たとえば「オンライン硬筆の授業」では、先生が**「10褒め1直し」**のスタイルでポジティブな声かけをた〜っぷりしてくれます!
- 「じょうずに書けたね!」
- 「ここまでがんばったね!」
- 「もう一回チャレンジしてみよう!」
オンライン硬筆の授業は「10褒め1直し」をモットーにポジティブな声掛けがたくさん受けられる!ので
きれいな字を学びながら自己肯定感も高められて一石二鳥!ですよ。



