【好きなこと】VS【得意なこと】将来の仕事のためにも小学生のうちに応援出来ること

悩めるお母さん

うちの子、運動が得意みたいだからスポーツの習い事をさせたいんだけど、最近お絵描きにハマってるみたいで・・・

しんのすけ

ぼくもお絵描き大好きだよ!

悩めるお母さん

でも正直絵の才能はないみたい・・・

しんのすけ

・・・

子どもの得意なことを伸ばしてあげたいと思うのは親心!でも子ども本人が別の事に夢中だったら親として応援するべきは【好きなこと】?それとも【得意なこと】?

目次

【好きなこと】と【得意なこと】ってどう違う?

そもそも【好きなこと】と【得意なこと】ってどう違うんでしょうか。大人だと仕事にはしていないまでも、趣味だとか好きなことをして過ごすうちにそれなりに得意なことになっていたりしますよね?

日常の中では少し曖昧になっているように思われますが、【好きなこと】が自分が感じる絶対的な価値観であるのに対して【得意なこと】は他者と比べることで得られる価値という大きな違いがあります。


世界で活躍するスポーツ選手のインタビューなどで”3歳からはじめた”だとか”親が送迎等献身的にサポートしてくれたおかげ”だとか聞くとうちの子も得意なことを見つけて才能を伸ばしてあげたいと考える方は多いでしょう。二つが同じなら問題ないように思いますが子どもの【好きなこと】と【得意なこと】が違っていたら親や先生、周りの大人たちはどうやってサポートしていけばいいのでしょうか。

【好きなこと】は【得意なこと】になる可能性がある

将来の仕事を決める上でもさまざまな考え方があります。人生の内、仕事の時間は割合が高いから好きなことを仕事にした方が幸せだという考えと、好きなだけでは仕事として成り立たないから得意なことを仕事にして好きなことは趣味として続ければいいという考えです。どちらも正しいですし、どちらを選ぶかはその人の気質や社会情勢にも影響を受けるでしょう。

但し、まだ小学生だったり未就学児など幼い子どもであれば【得意なこと】を伸ばそうと親や大人が躍起になるよりも【好きなこと】に夢中になる時間を応援してあげた方がいいのではないかと思います。実際、先に挙げた例のような世界で活躍するスポーツ選手などはたくさんのご家庭で同じようにお金や時間をかけてサポートしてきたうちのほんの一握りの成功例に過ぎないということ知る必要があります。

以前にもご紹介しましたが好きなことに没頭することが成功の秘訣だと唱える学者もいて、なかなか理にかなっていると思いました。

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幼いうちに【好きなこと】に没頭出来ればそれが【得意なこと】に変わっていく可能性もあります。もちろん反対に得意なことを好きになっていくこともあるでしょうが、やはり好きなことに夢中になる情熱や没頭する時間というものが、子どもにも大人にも必要なのではないでしょうか。

冒頭の例であれば運動が得意な子どもは将来スポーツ選手やインストラクターになれるかも知れませんがそれまでの学生の間や社会に出てからも楽しい事ばかりではありませんよね。そんなとき大好きな絵を描くという行為がイヤなことを忘れさせてくれる時間になったり、気持ちを切り替えるスイッチになったりすることが、将来一番有益なのではないでしょうか。

みなみ先生

私は子どもの頃「詩吟」を習っていたんだけど
今でもカラオケが大好きだし、ストレス発散になってるよ!

しんのすけ

趣味を楽しむ時間はリフレッシュになっていいよね!

オンライン硬筆の授業で【好きなこと】をめいっぱい応援しましょう

今回は【好きなこと】と【得意なこと】が違う子どもの場合、どちらを応援してあげればいいかについてお話してみました。

どちらも並行して続けていくことが出来れば一番いいですし、たくさんの考え方があると思いますが何か一つの物事に没頭する時間があると、それが得意なことでなくても一人の人間としての深みだったり奥行になるのかなと思います。まだ将来についてカッチリ決めてしまう必要のない子どもであれば、好きなことをのびのびとする時間をなるべくたくさん作ってあげたいですね。

オンライン硬筆の授業では大人よりも集中力の短い子どもが飽きないように、ギュっと濃縮された30分間を褒めるのが得意な先生と過ごすことが出来ます。子どもの将来に期待しつつもおおらかな気持ちで見守っていってあげたいですね。

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