【描けば描くほど?】字が上手になる「絵」?!
「コツはわかっていても、なぜかきれいな字が書けない!」
その原因、もしかしたら"線の書き方"にあるのかもしれません。
- 線がゆがんでしまう
- 思った位置に線が書けない
- いつも曲がった字になってしまう
これらが当てはまる人に、お勧めしたい「お絵かき遊び」があります。
スポーツを始める前には準備体操をするように、字を書く練習をする前にも、まずは手の準備体操をしてみませんか?
目次
【ひらがなの練習】かたつむりの絵を描いてみよう
ひらがなには、漢字やカタカナを書くときにはほとんどなかった要素があります。そう、それは丸み(曲線)です。
突然ですが、『あ』『の』の2字を紙に書いてみてください。
・・・どうですか?
さあ書くぞ!と、改めて意識してみると、線をなめらかに書くのって意外と難しいのです。角ばったり、曲がったままの線だと、美しいひらがなとは言い難い字にになってしまいます。
「カタツムリをなめらかに書ければ、ひらがなも上手になります」と説明するのは、出版した美文字練習帳が300万部以上のベストセラーとなっている書家の中塚翠涛先生。
それにしても、なぜカタツムリ……?
カタツムリの螺旋をきれいに書く練習によって、ひらがなの曲線も上達する
試しに私もカタツムリを書いてみました(笑)
これは良い例ではありません(笑)10回くらい書いてようやく形になってきたのですが、グルグルと渦巻きを書くだけなのに、線と線の間の白い幅がばらばらになってしまい、けっこう難しかったです。何度かカタツムリを書くうちに、これすごく理にかなってるなと思ったのです。
①鉛筆の持ち方が整う
まず渦巻き(円)のモチーフを連続して書くことによって、鉛筆の先を大きく動かすことになります。その際に、ぐっと力を込めるのが「人差し指」。人差し指の上に親指を乗せて握ったり、人差し指の隣に中指を添えて持ったりすると、鉛筆の先の可動域が狭まり、書き辛い。これによって、自然と鉛筆の持ち方が整います。
「えんぴつ、こんな風に持ってみる?
ぐるぐるのところ、書きやすいんじゃない?」
などと、もち方について効果的に声をかけることもできますね!
②心理的に楽しい
字の練習をする!というより、絵を描いて遊ぶ!という感覚は、なんといっても気が楽!!カタツムリがうまく書けなくても楽しい。構えずリラックスした状態で机に向かえます。渦巻きの部分は、ゆっくり慎重に書かないと線と線が重なってしまう=ダダダーっと早く書けないのも良い。線をゆっくり書く練習になりますね。
「さっきのかたつむりさんのスピードで書いてみよう!」
などと、声をかけてみましょう!
まだ字が書けない小さいお子さんと
書いて遊ぶのもいいかも!
③他にもあった!おもしろい準備運動!
「カタツムリ」以外にも、準備体操向きのアイデアをみつけました。みみず・へび・たまご・うずまきキャンディーなどなど。
↓リンクを貼っておきますので、見てみてくださいね!
コチラ