【読解力】を小学生から高める フェイクニュースに踊らされない強さを

インターネットやSNSが発達した現代。わたしたちの子ども時代とは違う環境で育つ今の子どもたちにとってはメディアリテラシーの力が大切になってきます。今回は読解力を高めてフェイクニュースに踊らされない強さを手に入れるというお話をしてみたいと思います。

メディアリテラシー・・・情報を読み解く力、活用する力、情報を用いてコミュニケーションをとる力のこと

目次

読書で身に着けたい3つの読解力

  • 読んで理解する学力の読解力

読解力というと読んで字のごとく、文章を読んで内容を理解することだというのがわかりやすく大きな意味になると思います。日々生活する中で取扱説明書を読んだりと一番活用しているものですね。

  • 気付きを与えられる読解力

次に読書していてこの一文が頭に残っているというようなことがあると思います。ほかの人が同じ本を読めば皆それぞれに同じような体験をするかも知れないし、その本では何も頭に残らないかも知れません。学力の読解力のように全体を理解していなくてもこの気づきの読解力によってものを見る構えのようなものが出来ると思います。

  • 間違いを見つける読解力

最後に文章的には正しい文法で整合性が取れていたとしても、書いてあることが本当にほんとうのことなのかと疑い考えながら読むための力です。時には書いてあることを鵜呑みにしないことが大切です。

読解力を高めるのは量より「熱量」

大人でも子どもでも夢中になっている時はとてつもない集中力を発揮するもの。実は読書も量をこなすよりも熱量をもって夢中で読むほうが読解力が身につくとされています。PISAの調査で、読んだ本の量よりも読書の熱中度のほうが読解力に関わるのだと分かっています。

子どもにいろいろな出会いをさせるためにはたくさんの本を読むことも効果的だとは思いますが、読書が面白いと感じて熱中することももっと大事なようです。

ある脳科学者の女性は自分の子どもたちに動画を見せないと言っていました。動画自体が悪いというわけではなく、動画をみることで本を読む時間や工夫して遊ぶ時間が減ることを避けるためだそうです。

動画やゲームは刺激的で一時的に夢中になりますが見すぎると疲れてしまったりもするので何分まで、何本までとルールを設定して「動画を2本見終わったらこの本を一緒に読んでみよう」と大人がコントロールする必要があるかも知れませんね。

PISAの調査・・・OECD(経済協力開発機構)が「生徒の学習到達度調査」を3年に一度世界各国で実施している

オンライン硬筆の授業が初めての方にこそ

今回は今からを生きていく子どもたちに必要な3つの大切な読解力についてお話してみました。わたしたちの子ども時代とは変わったこともたくさんありますが、何かに熱中する子どもたちの熱量や芯の部分は変わらないのかなとも思います。

いつの時代も大人たちに出来るサポートは子どもが熱中できるものに出会う機会を増やしてあげることだけなのかも知れません。タブレット学習やオンラインでの授業が当たり前に普及していく中、初めての方におすすめなのがオンライン硬筆の授業です。対面の授業をそのまま録画して流すというものではなく、リアルタイムでオンライン授業のノウハウを身に着けた先生と少人数制の授業。

字を書くということは日常的に慣れ親しんでいる為、不必要に緊張したり特別たくさんの用具が必要だったりということもなく気軽にトライ出来ます。「子どものために何か始めたい」にピッタリなオンライン硬筆の授業が気になった方は是非、お問い合わせくださいね。

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