漢字力もアップする!きれいな字と書き順の関係
以前にも書き順の大切さについてお話しましたが、今回は少し掘り下げてきれいな字のみならず漢字を覚えるためにも書き順がいい仕事をするというお話をしていきたいと思います。
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目次
書き順を守るメリット
以前お話した書き順を守って字を書くことのメリットは、きれいに正しく書けること、早く書けること、スムーズに書けて疲れにくいことの3つでした。
ここに加えて書き順を守って書くと文字を覚えやすくなるというメリットがあります。
これは同じ形は同じ書き順というルールがあるためなんですね。
小学校2年生で「池」という字と「地」という字を習いますが、こちらは部首がそれぞれさんずいとつちへんで右側が同じですから書き順通り書き進めていけば後半は同じ。
テストの時も思い出しやすくなるというわけです。
書き順を教える手順
では書き順を守って書くことの大切さを知っていただいたところで、ここからは実際に子どもに指導していく手順をお話していきます。
鉛筆の持ち方を教える
書き順は筆記用具を正しく持って書くことが大前提なので、まずは鉛筆を正しく持てているかチェックしてあげてください。
書き順を守って書くことのメリットを教える
書き順を守らずに書いた字でも読めればいいと思っている子に強制的に教えてもなかなか身につくものではありません。
本人が書き順の大切さについて納得すれば学ぶ意欲も湧いてきます。
書き順の法則を教える
書き順の法則はたった7つです。
頭で覚えるとなると7つも!?と多く感じるかも知れませんが、そもそも字が書きやすいように作られているので無理な筆運びはなく、慣れてしまえば体感で会得出来るものです。
大原則は「上から下へ」「左から右へ」。
試しに下から上に右から左へ線を引いて字を書いてみてください。すごーーく書きにくいですから。
実際に書いて教える
口で「縦線が交わる字は横が先で縦が後」と説明してもなんだかわかりにくいと思います。
実際に書いてしまえば何のことはない、例えば漢数字の「十」や武士の「士」。
すごくわかりやすいですよね。
例外を集中して教える
書き順の法則から外れている例外もあります。
「右」は法則から言えば横棒が先な気がしますが実際はノの部分が先です。
こちらは集中して覚えてしまうしかないですので、例外探しごっこをしてクイズにしちゃうのも楽しくていいかも知れませんね。
手書きのきれいな字を見せて教える
パソコンの文字だとわかりませんが手書きだと細部までよくわかるので書き順の説明にも手書きのお手本がぴったりです。
きれいな字を見ること自体がきれいな字を書くことにも繋がるので一石二鳥ですね♪
オンライン硬筆で両得♪
今回は書き順と漢字力の身に着け方についてお話してきました。
オンライン硬筆の授業ではひらがなの練習からはじめますので新しい漢字を覚えていくという作業はありませんが、ひらがなの書き順をマスターすることも確実に書き順・漢字力の礎となっていきますよ。
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