小学生の【語彙力】を伸ばすために 「読書しなさい」以外に親が出来ること

小学生

ヤバイ!あれスゲー!これもヤバイ!

お母さん

うちの子、同じことばっかり言って語彙力無さすぎるんじゃ・・・これってヤバイ? 

目次

【語彙力】とは?

すごく簡単に言うと、知っている言葉と使いこなせる言葉の総称です。

知っているだけの単語は認知語彙、読み書きで使える単語を使用語彙と言います。語彙力が高い・低いという話になればもちろん使用語彙のことを言っているのでしょう。

語彙力が低いと単にテストに知らない言葉が出てきて困ってしまうというだけではありません。人は誰でも伝えたいことがあるので、相手の伝えたいことを読み取り、自分の伝えたいことを相手にわかってもらうためにも言葉を多く学ぶ=語彙力を伸ばすことは人生を豊かにするという意味においても有意義だと言えそうです。

【語彙力】を伸ばすには 3選

「語彙力を伸ばすために読書しましょう」と簡単に言ってしまいそうになりますが、そもそも本を読むのが好きな子どもはそれなりに語彙力が育まれているはずなのでそのまま真っ直ぐ育ってくれればいいわけですよね。

語彙力が心配になってしまう子どもは本を読むより外で体を動かして遊ぶのが大好きで周りもそんなお友達が多かったりするのではないでしょうか。
まずはたくさんの言葉に触れること、そして興味を持たせることが出来れば子どもはぐんぐんと吸収していきます。

  • 読書がイヤなら「カルタ」はどう?

カルタは言葉と体の動きを組み合わせた遊びなので、普段から本は苦手という子どもでもとっつきやすいのではないでしょうか。
はじめから百人一首となるとレベルが高すぎるのではじめはことわざカルタ等でいつもの生活の中では聞きなれない言葉に触れさせてみてください。

  • 読書がイヤなら「しりとり」はどう?

しりとりや言葉遊びのゲームであれば、普段から本は苦手という子どもでもとっつきやすいのではないでしょうか。

しりとりは続けていくとお馴染みの言葉が並びがちになってしまうのでちょっと難易度をあげてみましょう。例えば海の生き物の名前でしりとり、食べ物の名前でしりとり。または5文字以上の言葉でしりとりなんてすると大人でも難しくて頭を使いますよ。

難易度の高いしりとりをする時は5回まで辞書で調べてOKなんてルールにしておくと遊びの中で辞書を引くことも出来ますね。

  • 読書がイヤでも・・・「読書」はどう?

はじめにお話したように知っている単語がいくら増えても使いこなせるようにならなければ語彙力が高いということにはなりません。本を読んでいたり、対話している中で知らない言葉が出てきても前後の話の流れからこういう意味かな?と想像することが出来ます。それはそのまま初めて知った言葉の用例でもあるわけですから語彙力を伸ばすのに読書はやはり有効だと言えます。

もしカルタやしりとりで言葉に触れて少し本を読んでみようかなという気になれば、もうけもの!子どもが好きな本であれば漫画でも図鑑でもキャラクター全集でもはじめはかまいません。本に慣れてきたら少し難しいものにチャレンジさせてみてください。

小学校低学年であれば小学校中学年向けのものを読むことで新しい言葉にたくさん出会えます。
知らない言葉について質問されたら自分で辞書を引きなさいと促すことも大事ですがその場で教えてあげて本への情熱を閉ざさないようにしてあげるほうがいいと思います。
中学生にもなれば親になんでも聞くより自分で調べた方が早いと考える子どももいますから。

オンライン硬筆で繋がる場所を増やそう

今回は語彙力を伸ばす方法についてお話してみました。子どもが小さなころは赤ちゃん言葉とはいかなくてもわかりやすく簡潔に話しかけてコミュニケーションを取っていたと思いますが、小学校にもなれば日常会話は十分に出来ますのでここらでシフトチェンジして大人に話すような難しい言葉もどんどん話しかけてみてください。

読書も有効ですが年上の人との会話というものも語彙力を伸ばすためにはたいへん有効な経験になります。同じ年のクラスメイトと慣れ親しんだ家族や友達との会話では語彙力を伸ばすという点においては刺激に欠けるかも知れません。

オンライン硬筆の授業はリアルタイムで先生と繋がれる新しい学びの場です。少しでも興味があればご遠慮なくお問い合わせくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です