漢字ドリルを徹底的に使いこなす!【小学生】で漢字力をつければ怖いものなし!

国語が出来る子は他の教科にも強いと言う話を聞いたことはありませんか?インターナショナルスクールにでも通っていない限り、先生のほとんどは日本人で日本語で授業をしますよね。体育でも算数でも日本語で教わるのであれば、当然国語の力を伸ばすことがすべての学びの基礎に結び付くからだと思います。
今回は国語の中でもとりわけ漢字に焦点をあてて、漢字ドリルを徹底的に使いこなして漢字力を高めるお話をしていきますね。
目次
漢字を学んで国語を好きになろう
国語という教科はテストで点をつければはっきり差がでますが「出来る」「出来ない」で言うとちょっとわかりにくい教科でもあります。体育であれば跳び箱4段は飛べるけど、5段はまだ飛べない、とはっきり出来るか出来ないかがわかりますよね。
国語の教科書を1ページ読んでみてもまったく読めないといったことはないはずなので、前よりも音読が上手くなっても本人も周りも出来るようになったと認識しにくいのです。
大切な教科だけど出来るようになったという達成感が得にくい国語において、「読めるようになった!」「書けるようになった!」とわかりやすくやる気を引き出してくれるのが漢字。だから漢字を学ぶことで国語の「出来た!」をたくさん経験して好きになっていくようにしましょう。

漢字ドリルをとことん使いこなす!
漢字ドリルというとお手本通りになぞり書きから始まって…と、書く練習をするイメージかと思います。
でも既に漢字を苦手に思っている子どもは漢字ドリルを使いこなせていないんです。漢字を学ぶ順番については以前のブログでもお話させていただきました。
漢字を学ぶ順番
①まずは見慣れること
②次に読めるようになる
③おおまかな形がわかり、書けるようになる
④「とめ」、「はね」、「はらい」などが正確にわかる
⑤意味がわかり、使い方を知っていること
⑥文章を書くときに使いこなせること
漢字力を高めるための漢字ドリルの使い方
- 漢字ドリルの音読
漢字ドリルを一冊丸々音読します。何回も繰り返していくとすべての漢字が読めるようになってきます。
- 書き順を声に出しながら指でなぞり書き
漢字ドリルの大きな文字を指でなぞり書きします。
3回行いましょう。
- 書き順を声に出しながら空中に指で書きます
次は漢字ドリルから目を離して空中に書いてみます。
これも3回行いましょう。
- 鉛筆でなぞり書き
ここではじめて鉛筆を持ってなぞり書きします。丁寧にはみ出さないように書きます。
以上の順番で進めていけば鉛筆を持つ段階までに漢字を学ぶ順番の①②③までは出来るようになっていますから、苦手意識を持つことなくドリルを進めていけます。

オンライン硬筆で美しい字に触れる
今回は漢字ドリルの使いこなし方についてお話してきました。
きれいな字を書くための絶対条件として、自分の書きたい美しい字が頭の中にお手本として描けること、というのがあります。
漢字ドリルの音読や空中へ指で書きだすという作業は、文字の形を頭の中に定着させていくという点でも美しい字を書く方法と似ているなと感じました。
オンライン硬筆の授業では、スマートフォンやパソコンの画面いっぱいに先生の書く字が映し出されます。
お手本となるような美しい字を何度も見て、真似て書くことによって習得していく方式は新しい漢字を覚えていくことと同じくしっかりと身についていくものです。少しでも興味があればお問い合わせくださいね。