【SDGs】小学生に聞かれたらなんて答えたらいい? 親も知ることから始めよう
これなんて読むのー?えすでぃい・・・?(SDGs)
・・・(ついにこの質問が来てしまった・・・!)
話題となった【SDGs(エスディージーズ)】について、子どもに何て説明していいかよくわからないって方いませんか?いますよね?大丈夫、ここにもいますよ!まずは一緒に知ることから始めてみましょう。
目次
【SDGs】って簡単に言うと何?
本当に簡単に言うと、「国連が世界の人々が平和に幸せに暮らせるようにするために頑張ってやっていこうと決めた17個の目標」と言い換えられると思います。
国連(国際連合)とはそもそも第二次世界大戦の勃発を防げなかった国際連盟の反省を踏まえて設立されたもの。
国連の目的が国際平和・国同士の友好関係の発展・国際問題の解決と人権を守ることなので、ひとつの国だと力不足だったり、その国の利益を優先してしまうこともあるけれどみんなで協力して世界のためにやっている取り組みだと話せば小学校低学年の子どもでもわかりやすいのではないでしょうか。
【SDGs】17個知っていますか?
17個の目標は少ないようで多い・・・。
でも実は5つのカテゴリーに分けることができるので見てみましょう。
【SDGs】5つのP
People(人間):人間らしく生きていくための項目(1~6)
Prosperity(豊かさ):経済的な豊かさや充実した生活のための項目(7~11)
Planet(地球):未来の世代のために地球環境を守る項目(12~15)
Peace(平和):平和で公正な世界のための項目(16)
Partnership(パートナーシップ):目標を実現させるためにみんなで協力していく項目(17)
17から5になるとぐっとわかりやすくなったのではないでしょうか。
( )内に入るそれぞれ17個の目標がこちらです。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任、つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
まずは知ることから始めよう
ひとつひとつの項目を読み解いていくと世界で目指していく目標だけあって、日常に照らし合わせて考えることも出来たりとすごく難しい話ではないことがわかります。
例えば、スーパーやコンビニで無料配布されなくなったプラスチック製品である袋。これは海の生き物への悪影響があるということで【SDGs】14番のための取り組みになります。身近なところでは買い物にはマイバッグを使用したり、ペットボトル等をリサイクルに持っていくことも【SDGs】に参加していることになります。
すでに学校で詳しく教えてもらっている可能性もあるので、逆に子どもに知っていることを教えてもらって「それについてどう思うの?」と話しを広げていくのもいいですね。
オンライン硬筆は世界中で学べます!
今回は子どもに聞かれたときに嫌な汗をかかないように【SDGs】を本当に知るところからまず一歩ということでご紹介してみました。
あらためて世界には電気や医療・教育のみならず、安全な飲み水すら手に入らない子どもがいるということに気がふさぐ思いですが、こうして【SDGs】として打ち出されたことでわたしたちにも少しでも何か出来ることがあるんじゃないかと考えられるきっかけになればいいのかなと思います。
世界を見渡せば識字率(読み書きできる人の割合)が50%を下回る国もあると知り、日本の99.0%は教育の賜物と言えるのだとわかります。
国内はもちろん、オンライン硬筆の授業はインターネット環境があれば世界中で受けることが出来ます。
きれいな字を書こうという日本の文化と教育も大事にしていきたいですね。
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