ペン字の手本は目の前で!【オンライン硬筆】で書き順やリズムをマスター

ペン字でキレイな字を書くためには、ペン字で書かれたキレイな手書きのお手本が必要だという話を、ブログでも何度かご紹介してきました。

字に限らず何を習得する時でも同じですが、何かをマスターするには”それ”を遂行するための脳の回路を作ってしまえばいいわけです。脳の回路なんていうと難しく聞こえるかも知れませんが、例えば野球のピッチャーが投球をマスターする時、幼い子が自転車の乗り方を覚える時、いろんな情報や知識・手足の動きを覚えて脳は回路を構築していきます。

”キレイな字を書く”という”それ”を作るには何が必要なのか、順を追って考えてみましょう。マスターしてしまえばあとは脳にお任せで半自動的にキレイな字を書けるようになるのです。

目次

手書きの手本


まずはキレイな字を書くためには完成図となるキレイな字を頭の中にイメージ出来なければなりませんね。

このイメージするものはパソコンのフォントのような直線的なものではなく、手書きで字の強弱を感じることが出来るものがいいとされています。ピッチャーが投球をマスターする時も、まずは上手い人のお手本を見て体の動かし方をイメージすることが必要です。ボールペン字もキレイなお手本をイメージすることから始めましょう。

書き順


次に学校ではじめに字を習う時と同じようにまずは書き順を覚えます。筆で書く習字と違って、硬筆では書きあがった字の書き順が正しいかどうかは見落とされがちです。

毛筆であればトメや払いがわかりやすいので、書き順や方向の違いはすぐにわかります。例えば簡単に漢数字の『一』を左からではなく右から一本真横に線を引いたらどうでしょう?本体左から右に抜けていくはずの線が反対だったら違和感がありますが、硬筆であれば気にもならないかも知れません。

しかしながら書き順が大事になるのはこの次の項目が、キレイな字を書くために必要なものだからです。

リズム

字の練習帳などで薄い文字が印字されているのをなぞって書く練習がありますよね。なぞり書きも決して悪い練習ではありませんが、字を書く時には実はリズムも大切なんです。

字というのは筆先が紙に触れている時だけではなく、筆先を空中に浮かせている時も字の流れを作る大事な書くという行為の一部。もちろん書き順が間違っていれば正しいリズムを習得することは出来ません。

実際に先生が字を書いているところを見ればわかっていただけると思います。

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これはなぞり書きの練習帳やキレイな完成されたお手本を見るだけでは得られない体感です。野球のピッチャーが投球フォームを練習する時にリズムを重視しないはずがありませんよね。字とスポーツというとかけ離れて感じるかも知れませんが、脳が体の動きをマスターするということにおいては同じことなのです。

オンラインでの学びがおススメなワケ

簡単にキレイな字を書くために必要なことをお話してきました。

書き終わった字に対して添削されるよりも、野球でいうところの投球フォームである書いているまさにその時が大事ということがわかっていただけましたでしょうか?

オンライン硬筆の授業では先生が目の前でお手本を書いているところが見られるということがポイントです。真似るが学ぶの語源であるとはよく言いますが、先生の真似をしていくことがキレイな字を習得することの近道になります。

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