美文字練習のイロハ♪小学低学年からの「とめ」「はね」「はらい」

保護者

うちの子の漢字テスト、正解なのに△になっているわ。
先生ったら採点ミスかしら?

いえいえよく見てください。漢字の最後が「はね」なのかまたは「とめ」か「はらい」なのか。テストでどこまで厳密に採点するかは担当の先生次第だったりするのですが、確かに「はね」の部分が「とめ」になっていれば間違いといえば間違いですよね。小学校で字を習っていく段階では細かい部分も正確に教えていこうという先生の高い信念が見受けられます。


さて、漢字のテストもさておき美文字ということを考えれば「とめ」「はね」「はらい」は横に置いてはいけない重要なファクターです。
今回は小学低学年から出来る美文字の練習のコツをお話していきましょう。また美文字だけでなく漢字を覚えることにもつながってきますので、漢字テストが苦手な子にも必見です。

目次

声出し練習≪楽しく≫が大事

漢字の練習というとひたすらノートに書いて覚えるという練習方法が一般的だと思います。これ、なかなか単調で小学生じゃなくても飽きてしまう作業なんですよね。

子どものやるぞ!の原動力は褒めてもらえる・楽しい・やりがいといったわかりやすいもの。親が何も言わなくても自ら夏休みまでに漢字200個覚えるぞと目標を立てて取り組める子ならいいのですが、そうでなければなかなかモチベーションを上げるのは難しそうですね。好奇心旺盛で普段から元気いっぱいな子なんかは、この作業に苦手意識を持って漢字嫌いになってしまうことも。


そこで美文字にも繋がる練習方法なのですが、漢字の「とめ」「はね」「はらい」を口に出して言ってみましょう。


「ぴたっ」「ぴょんっ」「すーぅ」などリズミカルな音を当てはめると楽しい雰囲気が生まれますよ。

しんのすけ

楽しいから笑顔になるんじゃなくて 笑顔だから楽しくなるって言うもんね

みなみ

人間の脳って不思議!

擬音語の代わりに「いち」「にーぃ」と画数を声に出すのもいいですね。

漢字に興味を持つと◎

たとえば小学1年生で習う≪月≫という漢字。大人になると「とめ」「はね」「はらい」を意識せずに書いてしまうこともありますが、それでも読めるものが書けると思います。≪目≫という漢字の最後の横線がなければ≪月≫とは読めますよね。美文字ではないけれど・・・。


もし漢字に興味を持って≪月≫の成り立ちについて調べてみると、欠けた月の象形文字だとわかります。三日月を思い浮かべれば、はじめの一画目が「はらい」だというのはイメージしやすいのではないでしょうか。

脳は何かを覚える時、目で見たものだけでなく音や匂いなど多角的な要素をインプットしていくと覚えやすく、思い出しやすいと言われています。

今回は小学生でも出来る美文字の練習のために「とめ」「はね」「はらい」を意識して声に出すことをお話してきました。


声に出すことで耳から音としてインプットされますし、更に漢字の成り立ちをイメージすることで美文字だけでなく、興味をもって漢字を覚えていくことに繋がるのですね。

オンラインで先生を見つけると更に◎!

今回は美文字の練習や漢字の習得のコツをお話してきました。
楽しい雰囲気で声を出しながら練習するのならオンライン硬筆の授業がおすすめです。


コロナ渦で≪話さない≫ということがどこでも推奨されていますが、自宅で出来るオンライン硬筆の授業なら気にする必要がないんですよね。普段窮屈な思いをしている分のびのびと楽しく学ぶ場を用意してあげることが大切です。


10褒め・1直しをモットーとする先生と、子どものやる気を伸ばしてあげましょう。

オンライン硬筆を詳しく↓↓↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です